2014年12月16日 09:17 | 個別ページ | コメント(0)
熊本県認知症疾患センター第35回事例検討会を行いました。年末で多忙な時期でしたが、100名を超える出席でした。恒例の懇親会も多くの方々の参加がありました。
熊本県認知症疾患センター第35回事例検討会
日時:平成26年12月13日(土) 15:00~
場所:熊本大学医学部附属病院 山崎記念館 1階研修ホール
(次第)
1.開会
2.事例検討会
「対人トラブルが多く認知症が疑われた一症例」
担当: 山鹿回生病院 臨床心理士 廣川 望
「認知症の死亡退院患者調査から見えてきた実態について」
担当: 阿蘇やまなみ病院 精神保健福祉士 的場 稀耶
「食思不振で入院となった認知症の一例」
担当: 益城病院 医師 渡邊 鮎子
3.認知症研修
「レビー小体型認知症の臨床」 担当: 熊本大学病院 医師 橋本 衛
4.評価尺度研修
「Clock-Drawing Testについて」 担当: 熊本大学病院 医師 田中 響
5.情報提供
「認知症を原因とした、いわゆる『ごみ屋敷』の対応について」
熊本県認知症対策・地域ケア推進課 主事 尾崎 博文
6.閉会
★認知症以外の疾患の可能性をも踏まえて、対応に
苦慮しているケースを報告していただきました。
★認知症だけではなく身体管理目的の入院も多く、
阿蘇の地域特性がデータから垣間見える内容で、
質疑応答も活発でした
★食欲不振患者を経験する先生方から、口腔内の状態
や食形態、嚥下機能など様々な側面からアドバイス
や意見が出されました
★レビー小体型認知症の臨床を、薬物治療を中心に
講義していただきました
★CDTの利点や疾患別の傾向についてわかりやすく
講義していただきました
★現在、ごみ屋敷の撤去に強制力はありませんが、
地域ケア会議の開催など、当事者が孤立しない支援
を踏まえた多職種連携などを検討しています
★・・・事例検討会後の、懇親会(忘年会)はみなさま楽しんでいただけたでしょうか・・・
★今年の「じゃんけんの鉄人役」は山田局長でした。
快く役を引き受けていただき、ありがとうございました
次回の第36回事例検討会は
平成27年2月14日(土) 熊本大学病院
にて行う予定です。
みなさま、よいお年をお迎えください。