2015年5月27日 10:12
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有明圏域の地域拠点型認知症疾患医療センター事例検討会を開催いたします。
主 催: 荒尾こころの郷病院
日 時: 平成27年6月24日(水) 19:00~21:00(2時間)
会 場: 荒尾市医師会館 (荒尾市宮内1092)
内 容: 医療介護職のための成年後見制度講座
講演: 成年後見制度と司法書士
事例検討: ケースを通して成年後見人の職務について知ろう
対象者: 認知症医療に関わる専門職
参加方法: FAXによる事前申し込みが必要です
参加申し込み締め切りは、平成27年6月17日(水)
参加費: 無 料
問い合わせ: 荒尾こころの郷病院 認知症疾患医療センター
連携担当:宗 久美
電話:0968-62-0838 FAX:0968-62-5112
備 考: 会場の都合により、定員になり次第締め切らせて頂きます
本事例検討会は日本医師会生涯教育制度の単位取得の対象となります。(2単位)
カリキュラムコード
(7)医療制度と法律 (13)地域医療 (14)医療と福祉の連携 (29)認知能の障害
2015年5月19日 09:05
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今回の事例検討会は、山鹿回生病院にて開催されました。今回も検討会前には病棟やデイケア、デイサービスなどの施設見学が行われました。
熊本県認知症疾患医療センター第38回事例検討会
日 時: 平成27年5月16日(土)、15:00~
場 所: 山鹿回生病院 大会議室
(次 第)
1. 開会
2. 事例検討会
「進行性核上性麻痺の一例」 担当:熊本大学病院 医師 宮川 雄介
「本人・家族の想いを汲み取る支援とは?」担当:荒尾こころの郷病院 作業療法士 松浦 篤子
「高齢化率35%の睡眠」~消灯時刻、午後9時~ 担当:阿蘇やまなみ病院 医師 高森 薫生
3.認知症研修「前頭側頭葉変性症の経過と介入 -意味性認知症を中心にー」
担当:愛媛大学病院 医師 向谷 知
4.閉会
★敷地が広く、各施設が程よい距離に位置しています。デイサービスには温水プールが設置され、コグニサイズにも取り組んでいました。デイケアでは山鹿圏域の広い範囲で利用者を受け入れており、利用する方々で手がけたいくつもの作品が展示されていました。認知症病棟は稼働率も高く、平均年齢が82.4歳!とのことですが、身体合併症など精神疾患以外の対応も増えてきているとのことです
★山鹿といえば「灯篭」!灯篭型のおせんべいや美味しい最中での「おもてなし」をいただきました
★会に先立って、森山先生から挨拶をいただきました
★今後、診療所型認知症疾患センターの佐藤クリニックを担当する、精神保健福祉士の渕上のぞみさんの紹介もありました
★「進行性核上性麻痺の一例」では、診断の意義について、一時的にでも生活の質を向上させることも可能であり、診断による介入は試みる価値があるのではないか、という意見がみられました
★初期集中支援のケースから、認知症以外の問題が主となる場合も少なくないことを提示していただきました
★加齢による睡眠リズムの変化や、入院・入所者と健常高齢者の睡眠状況を比較したデータから、高齢者の適切な睡眠環境づくりについて、講じていただきました。
「遅寝 早起き 朝ひかり」です
★認知症研修では、意味性認知症の特徴について実例を示していただき、介入には環境設定や統一したスタッフでの関わりが重要であることをご講義いただきました。
最後に、
「そら急げ! アルツは家に戻れない!!」
「あわてるな! ピックは道に迷わない!!」
という名言もいただきました
次回、第39回事例検討会は
平成27年8月1日(土) 熊本大学病院にて実施予定です。