2011年3月23日 20:32 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
新幹線が開通しました。3月13日、認知症疾患センター小嶋&小松ペアは新幹線"さくら"で認知症ケア学会の九州・沖縄大会に参加してきました。熊本から博多まで35分。あっというまに到着しました。
講演で,本間 昭先生も仰られていましたが,こういった大震災の時に,認知症患者さんはどうなるのでしょうか?特に独居の方はどうなるのでしょうか??
単身高齢者は年々増加しています。2025年,高齢者のいる世帯は約2000戸,そのうち2/3が高齢者世帯のみ,または独居といわれています。当院の認知症専門外来を受診されるほとんどの方は,なんらかのお薬を飲まれています。単身者がもし,こういった震災にあったとき,服薬管理,急な環境の変化によって生じる精神症状ほか様々な予期せぬ問題が生じると思われます。
独居高齢者への支援の必要性について小嶋さんと話しをしながら博多をあとにしました。
教授の講演は,『専門医が語る診断・治療・ケア』でした。診断に基づく個別ケア。簡単なようで,とてもとても難しい!と日々感じています。来年度は,現場スタッフ(コメディカルの方)ともっと積極的に意見交換(知恵の出しあい)したい,と思っております。是非,宜しくお願い致します。